トピックス

2020.11.03

1階展示室1・2では今週末11/8まで、見附市の物故作家 宮島宏の木版画を展示しています。

40歳代になってから版画を集中して制作した宮島は、木版画の特徴である凸版による面の表現に加え彫刻刀などで彫った凹部にもインクを詰め摺り取る工夫に苦心しました。丈夫な和紙を用いていますが、1枚の作品を摺り上げるのにはかなりの時間を要したと理解できます。何色も重ねまたバレンでの摺りだけでなく凹部も先端の細いもので摺り取ったと考えられます。
光沢のあるインクも特徴で、油絵の具を用いたり水性絵具にボンドやジェッソなどを接着剤として足していたものを使ったと思われます。

宮島は、木版画家の河内成幸に影響を受けました。凸版の木版画にシャープな凹版の線を組み合わせる独創的な版画世界を展開する河内の作品に出会い、宮島は版画の可能性を感じたのではないでしょうか。駅前の喫茶店彼の親族宅には、宮島から譲られた河内の作品が今も店内を飾っています。

新型コロナウイルス感染予防のため、玄関での検温・手指消毒とマスク着用のご協力をお願いします。

2020.10.29

10/15・29に、見附小学校図工クラブ指導に行ってきました。
10/31に行われる小学校の文化祭「郷育フェスタ」で展示をする黒板チョークアート作りです。

3班に分かれて作品を制作。各班集中して描き、それぞれ迫力あるカラフルな作品が出来上がりました。
今年は、新型コロナウイルス感染対策として校内公開となります。
テーマに沿った世界観を作るため、色や線の工夫やぼかしを入れるなど最後まで子供たちは協力して取り組みました。

講師は、新型コロナウイルス感染予防のため、手指消毒とマスク着用の上指導を行いました。

2020.10.28

10/27(火)・28(水)、市内すみれ保育園に出前授業へ行きました。
すみれ組・ゆり組の皆さんと絵画制作を行いました。童話「青い鳥」をテーマにみんなの青い鳥を作ります。


村上先生から鳥の特徴のお話や作り方について説明がありました。


大きな画用紙にみんなの青い鳥を鉛筆とクレヨンで描きました。


鳥のかたちにはさみで切るのは難しい。丁寧に切り方を工夫して取り組みました。


最後に青系の水彩絵の具を重ねます。

みんなの幸せの青い鳥は12月の作品発表会に展示します。
講師は新型コロナウイルス感染予防のため、手指消毒とマスク着用の上指導しました。

2020.10.23

こんにちは
見附市みつけ市民ギャラリー(ギャラリーみつけ)です。

1F展示室1・2では、見附市物故作家 宮島宏の木版画展を開催中です。
宮島は、宇宙遊泳をしているような「コスモゾーン」シリーズを始め、地元の雪景色や風景を繊細に表現した作品、また身近な動植物を可愛らしくデフォルメした作品など多様な技法やテーマを追究しました。
ぜひギャラリーで幻想的で重厚な作品群をお楽しみください。

ご来館の際には、玄関での検温・手指消毒とマスク着用の咳エチケットなどにご協力ください。

2020.10.23

こんにちは
みつけ市民ギャラリー(ギャラリーみつけ)です。
10/25まで2Fフロアでは「第44回見附市展受賞作品展」を開催中です。
日本画・洋画・版画・彫刻・工芸・書道・写真の7部門の受賞作品60点を展示しています。

会場をご紹介します。


洋画作品


日本画作品


版画作品


彫刻作品


工芸作品


書道作品


写真作品

ご来館の際には、玄関での検温・手指消毒とマスク着用の咳エチケットなどにご協力ください。

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